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戸田屋の事業

農園部
より良いお菓子づくりのために素材を慈しむ心を育む、戸田屋の自社農園。 戸田屋は自社農園でお菓子の素材となる柿、栗、くるみ、よもぎ、そば等を
自らの手で栽培しています。
有機、減農栽培への取り組みを行い、安心・安全な素材作りを目指しています。

自社農園

自社柿園

市田柿の皮を剥き家の軒先につるす様子は「柿すだれ」と呼ばれ、古くから伊那谷の風物詩として親しまれてきました。かつては、この「柿すだれ」をどの家でも見ることができましたが、近年では衛生面を考慮してビニールハウス等の中で干すことが増えたため、「柿すだれ」の数も減りつつあります。

戸田屋の自社柿園は飯田市に程近い市田柿発祥の地、高森町にあります。約3ヘクタールの柿園に1,200本の柿を栽培しています。農家の高齢化や後継者不足を少しでも解消し、全国的にも有名な地域ブランド「市田柿」を守り続けて行けたら、戸田屋のそんな願いも込められています。

自社栗園

戸田屋の自社栗園も高森町にあります。栗園の面積は約2ヘクタール。 新しい品種の苗木を植えるなど、常に大きくて美味しい栗を求め研究開発を行っています。栗園の一年の作業は剪定作業からはじまり、9月には成長した枝から栗の実が落ち始めます。栗は鮮度が命のため、朝霧のある早朝に栗拾いを行い、丁寧に洗浄・選別された後、自社農産加工場へ運び、新鮮なうちに加工されます。素材から加工まで自社で行うことができることが戸田屋の大きな特長です。又、自社栗園内には双松庵唯七ブランドの由来となった宮島唯七翁が植えた栗の木があります。この栗の木は、100年余を過ぎた今でも、秋には沢山の実りを与えてくれています。